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2009 Fiscal Year Annual Research Report

視覚障害学生の英語発音指導のための点字式発音記号やイントネーション符号の開発

Research Project

Project/Area Number 20520446
Research InstitutionAichi Gakuin University

Principal Investigator

都築 正喜  Aichi Gakuin University, 教養部, 教授 (50106019)

Keywords視覚障害 / 点字式発音記号 / 点字式イントネーション符号
Research Abstract

日本福祉大学において、実際に視覚障害のある学生に、英語の発音を指導することを前提にして、点字式発音記号やイントネーション符号をどのように英文に付加したらよいかを、点字プリンターを使用して、幾つかの英文を文の種類に応じて作成することを試みた。その結果、英文点字の直上に、一部点字を応用して、イントネーション符号とし、付記する方法が適しているとの判断をした。この時の英文に対応するイントネーション型は、平叙文の表現方法(下がり調子に発音)、Yes-No疑問文の表現方法(上がり調子に発音)、Wh-疑問文の表現方法(下がり調子に発音)、命令文の表現方法(下がり調子に発音)、感嘆(文)の表現方法(下がり調子に発音)などであった。この「点字応用型イントネーション符号」とも言うべき、試作をもって、ある視覚支援学校において、英文点字と併記して、実際に、ほとんど視力のない英語担当教員に、使っていただきその実用性を確認した。その結果、有益性が示され、数項目の改良点を得た。本年度の研究内容は、前年度の理論研究を踏まえ、それを現場において如何に応用できるかであったので、"英単語の直上に、「点字式音調表記符号」を併記してほしい。英文と点字が対応していないと混乱して読みにくい。下がり調子、は非常に分かりやすく、具体的に理解できる。上がり調子の音調はパターンが複雑で理解が難しい、等"の指摘は、次年度への実施計画に組み込むことができ、計画の推進が可能である、と判断できる。

  • Research Products

    (1 results)

All 2010

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 視覚支援を必要とする学生へのイントネーション指導研究2010

    • Author(s)
      都築正喜
    • Organizer
      日本英語音声学会中部支部第17回大会
    • Place of Presentation
      東京第1ホテル錦
    • Year and Date
      2010-03-06

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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