2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20520471
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
松村 瑞子 Kyushu University, 言語文化研究院, 教授 (80156463)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
因 京子 日本赤十字九州国際看護大学, 看護学部, 教授 (60217239)
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Keywords | ポライトネス / わきまえ / 働きかけ / 配慮 / 発話行為 / ポライトネス・ストラテジー |
Research Abstract |
「研究の目的」多様な場面における日本語会話データを収集し,談話分析に基づいて分析した後,効果的な日本語ポライトネス指導教材を開発する. 「平成21年度研究実績」 収集された会話のチェックおよび分類 平成21年4月~平成21年7月(松村) (a) 平成20年度に収集されたデータを分類しながら,不十分と考えられる場面の会話を,学生の収集したデータ集およびインターネット他におけるデータ集を利用して補充した. 日本語学習者の理解度調査 平成21年8月~平成22年2月(松村・因・大学院生研究補助員) (a) 分類されたデータを精査し,日本語学習者の理解度をチェックするためアンケートを作成した.(松村) (b) 上級・中級の日本語学習者に対して,十分な説明を行った後,理解度に関するアンケート調査を行った. (大学院生補助員) (c) 特に問題となる点については,インタビューを行ってその要因を確かめた. (d) その他のデータと合わせて,教授法を考案した.(因) 学会での成果発表平成22年(松村・因) (a) 以上の成果を基に,東アジア言語文化フォーラム,秋田教養大学等で発表および講演を行った.
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