2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20520471
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
松村 瑞子 九州大学, 言語文化研究院, 教授 (80156463)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
因 京子 日本赤十字九州国際看護大学, 看護学部, 教授 (60217239)
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Keywords | ポライトネス / 配慮表現 / わきまえ / 働きかけ / 談話分析 / 発話行為 / ポライトネス・ストラテジー |
Research Abstract |
平成22年度研究実績 テキスト化する会話の選択平成22年4月~8月松村 1.中国人および韓国人学習者に対する調査結果を見直し,日本語ポライトネスの中で理解が難しい点,および指導教材にするのに適した会話を選択した. 2.同様の調査を,日本語母語話者に対しても行い,学習者と認識が相違する点を特定した. テキスト・教授法考案 平成22年9月~平成23年1月松村・因 1.これまでの研究結果に基づいて,日本語ポライトネスを合理的に学習者に教授する方法を考案すると同時に,テキストを作成した. テキスト試用・出版 平成23年1月~平成23年3月松村 1.作成したテキストを九州大学,韓国仁川大学校,中国上海外国語大学,中国大連外国語学院等における日本語学習者に対して試用した. 2.1の結果に基づいて修正加筆を行った 3.日本語ポライトネス指導教材『日本語のポライトネス-誤解されやすい日本語ポライトネスを中心に-』を紙媒体およびCD-ROMとして出版した. 報告書の出版 平成23年2月 松村 1.論文・アンケート結果・テキストおよび解説を含めた報告書を出版した.
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