2010 Fiscal Year Self-evaluation Report
Use of Corpus for Detecting Frequent Collocations in Academic Papers : based on the Japanese, Chinese contrast corpus
Project/Area Number |
20520479
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Japanese language education
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Research Institution | Bunka Gakuen University |
Principal Investigator |
MIKUNI Jyunko Bunka Women's University, 服装学部, 教授 (00301705)
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Project Period (FY) |
2008 – 2012
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Keywords | 漢語動詞 / 和語動詞 / 同形同義語 / 共起語 / 転移 / コーパス |
Research Abstract |
本研究は、日本の高等教育機関で学ぶ留学生の論文執筆を語彙・表現の習得の観点から支援するための基礎研究である。論文執筆においては専門用語だけでなく「結論を出す」「規模を縮小する」等、動詞と名詞を組み合わせた表現が多用される。まず、論文で多用される動詞(和語動詞と漢語動詞)とその共起語を抽出し、動詞が取る項を言語学的に分析する。 また、漢語動詞については、日中同形同義語の漢語動詞に焦点を当て、中国語のコーパスデータや中日対訳コーパスの分析を行う。具体的には、日本語と中国語において同形同義語の漢語動詞が、それぞれどのような項を取り得るのかを抽出し、その差異を比較検討する。 以上の研究結果を踏まえ、最終的には同形同義語の漢語動詞、和語動詞の典型的な共起表現を体系的に示す。
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Research Products
(8 results)