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2009 Fiscal Year Annual Research Report

マトリックスモデルによる語彙習得分析研究:シミュレーションと学習者データの検証

Research Project

Project/Area Number 20520510
Research InstitutionPrefectural University of Kumamoto

Principal Investigator

吉井 誠  Prefectural University of Kumamoto, 文学部, 教授 (70240231)

Keywords第二言語習得 / 語彙習得 / シミュレーション
Research Abstract

研究者は研究全般を統括した。平成20年度の年度末に訪ねたSwansea大学のメアラ教授の助言を下に、平成21年度に実施予定の実験研究デザイン、データの分析方法などについて再度検討を行い、以下の二つのプロジェクトを中心に研究を行った。
Project 1このプロジェクトでは、英語を専門としない学生たちを対象に、授業の中で登場する単語の知識が学期を通してどのように変化していくのかを含め調査した。その学期に使用する教材からの単語を含め目標単語200語を抽出し1ヶ月ほど集中して語彙学習を行った。残りの学期中は、学習した単語のチェックを定期的に行い、語彙知識の変化を観察した。前期に一クラス、後期に一クラス実験を行い、それぞれ30名前後の被験者から合計約60名のデータを収集した。
Project 2このプロジェクトでは英文科学生を対象とした2クラスに対して実験を行った。それぞれのクラスで目標単語200語を設定し、1週間に50語ずつ1ヶ月をかけて集中的に語彙学習を行った。その際、1つのクラスでは、チェックテストとして毎週学習した50語をテストした。別のクラスではテストとしては目標単語200語すべてを毎回自己チェックする方式を採用した。両クラスにおいて集中学習後、残りの学期は定期的に語彙テストを行ない、語彙知識の変化・定着度を測った。
上記のプロジェクトを実施し、データを収集していく一方で、前年度のデータを分析しその結果を学会や論文として発表した。平成21年9月にはスペインで行われた欧州コンピュータ支援言語教育学会においてこれまでの成果を発表した。また、平成22年3月発行の熊本県立大学文学部紀要に論文が掲載された。それに加え、現在2本の論文を投稿し結果を待っている状態である。

  • Research Products

    (2 results)

All 2010 2009

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] 長期的語彙知識変化パターンの検証:被験者データとシミュレーションデータの比較2010

    • Author(s)
      吉井誠
    • Journal Title

      熊本県立大学文学部紀要 16

      Pages: 33-46

    • Peer Reviewed
  • [Presentation] An investigation into long-term vocabulary knowledge change : Comparison of actual data and simulation data2009

    • Author(s)
      吉井誠
    • Organizer
      EuroCALL(欧州コンピュータ支援言語教育学会)
    • Place of Presentation
      スペイン王国バレンシア
    • Year and Date
      2009-09-10

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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