2010 Fiscal Year Annual Research Report
国際英語論が日本人の英語学習に与える教育効果について
Project/Area Number |
20520555
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Research Institution | Chukyo University |
Principal Investigator |
吉川 寛 中京大学, 国際英語学部, 教授 (90301639)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
塩澤 正 中部大学, 人文学部, 教授 (10226095)
倉橋 洋子 東海学園, 大学経営学部, 教授 (10082372)
小宮 富子 岡崎女子短期大学, 幼児教育学科, 教授 (40205513)
下内 充 東海学院大学, 人間関係学部, 准教授 (50249215)
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Keywords | 国際英語論 / 日本人英語 / 英語教育 / 教育効果 / 通用度 |
Research Abstract |
今年度の個々の研究成果として先ず挙げられるのはJACET監修の英語教育学体系での執筆である。吉川、小宮、塩澤、下内が2010年11月に刊行された『英語教育学体系第3巻英語教育と文化-異文化間コミュニケーション能力の養成』に「異文化と英語教育」、「国際英語論と文化」、「日本人と英語」、「英語の日本文化への影響」などの項日で執筆した。また、吉川と塩澤は編集にも携わった。同様に、倉橋は『英語教育学体系第8巻、英語研究と英語教育-ことばの研究を教育に活かす』に「英語英米文学研究と読解指導」の項で執筆をした。 体系以外では、榎木薗が『世界の言語政策第三集』くろしお出版(2010年12月)に「パキスタンの言語政策-『外国語』による国家の統合-」を執筆した。また小宮が『英語教育』9月号に「Tomorrow is busy.という日本人英語は絶対に間違いか?」を、加えて『ことばとコミュニケーションのフォーラム』(開拓社)には「日本人英語におけるinnovationの可能性」を執筆して本テーマ研究の発展に貢献した。 研究発表としては、6月に小宮がJACET中部支部大会で「多文化共生時代の英語教育」をテーマとするシンポジウムで研究発表を行った。7月にカナダのバンクーバーで開催された第15回国際英語学会世界大会で倉橋が「The Understanding of Loan Words from English in Advertisements by Japanese University Students : How to Teach English Words from Loan Words」で研究発表を行った。11月には小宮が名古屋で開催された第36回JALT国際大会で「English as a Distant Language」のテーマで招待研究発表を行った。12月には榎木薗が日本「アジア英語」学会において"Asian Englishes from different angles : Focus on South Asian Englishes : A Case of India"のテーマで研究発表を行った。
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Research Products
(10 results)