2012 Fiscal Year Annual Research Report
出土文字資料からみた古代天皇の家産制的手工業の研究
Project/Area Number |
20520576
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
古尾谷 知浩 名古屋大学, 文学研究科, 教授 (70280609)
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Project Period (FY) |
2008-04-08 – 2013-03-31
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Keywords | 日本史 / 古代史 / 天皇 / 家産制 / 手工業 / 出土文字資料 |
Research Abstract |
本研究は、文献史学の方法に立脚しつつ、考古学が明らかにしてきた技術史的観点を重視し、両者をつなぐ史料として、出土文字資料、特に手工業生産の場で記される文字も検討の対象に据えながら、天皇の家産制的手工業のあり方を研究することを目的とした。 この目的を達成するため、次のような作業を行った。まず、主たる検討対象とする手工業の分野を1土器2瓦3金属器の三つに設定して検討を進めた。方法としては、a手工業生産・流通・消費に関わる文献史料の調査、b各分野についての考古学・文献史学の先行研究の整理、c出土文字資料などとして得られる、手工業生産物自体に記された文字の調査、及び手工業生産物と伴出する出土文字資料の調査の三つを主要な作業とした。 これらの作業は、同時進行的に進めてきたが、特に平成24年度は、最終年度として、全体を総括する検討を行うとともに、これまで検討対象としてきた文献を整理し、「日本古代手工業参考文献目録(稿)」を作成した。 あわせて、これまで通り、出土文字資料については出土遺跡の立地、出土遺構、伴出遺物の検討が重要なので、現地踏査を重視しながら研究を進めた。 成果として、出土文字資料に関わる報文を2件公にした。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)