2008 Fiscal Year Annual Research Report
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20530178
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| Research Institution | Shinshu University |
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Principal Investigator |
舟岡 史雄 Shinshu University, 経済学部, 教授 (50143962)
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| Keywords | 産業分類 / 経済統計 / 企業活動 |
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| Research Abstract |
企業の経済組織と活動のパフォーマンスの関係を法人企業統計データ等に基づいて分析した。
次に、それらの要因をどのように組み合せれば、企業活動を同質な集まりとしてグループ化できるかについて、試行的に統計データにもとづいて検討した。企業の経営組織、規模、多角化の程度が産業に分類する際に、コントロールすべき重要な要因であることが明らかになった。さらに、企業の産業分類基準をなす主要な要因の一つである企業規模を示す変数として、資本金、総資産、純資産、従業者数等のいずれの区分に従えば、企業活動の実態の分析に有用であるかを検討した。
一方、科学技術研究分野において、現行の産業分類を企業単位に適用することの限界について、知的財産活動調査の個別データにもとづいて分析し、その結果を「知的財産活動調査における業種区分の検証」としてとりまとめた。また、商業統計調査と法人企業統計をあわせて利用して、卸売・小売業の分野において、多角化の指標をどのように構成するかについて検討した。
その他、付加価値をどのように算出するのが適当かについて、統計作成者、企業関係者からヒアリングを5回実施した。
現段階までの分析結果は、適切な企業産業分類を構築するための端緒となる知見を得たに過ぎないものの、今後、企業産業分類を検討するうえでの示唆に富む結果を獲得している。
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