2010 Fiscal Year Annual Research Report
ネット上のクチコミ情報がもたらす質的影響と量的影響に関する研究
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20530381
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
澁谷 覚 東北大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (00333493)
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Keywords | インターネット / 類似性認知 / ネットクチコミ |
Research Abstract |
本年度は、ネット・クチコミの閲覧者による発信者に対する類似性認知に関する研究を行った。交付申請時は、本年度の直接経費90万円を使用して実証実験用のWebサイトを構築し、その動作チェックを含めてプレ実験を行い、次いで学生サンプルを用いて実験を実施する計画であった。 計画のうち、実証実験用Webサイトの構築と動作チェックのみを行った。理由は、今回の実証実験ではリゾートホテルに関してかなりの量の情報を画面で読み込んだ上で、宿泊するリゾートホテルを決定することを実験中に実験参加者に求めるため、リゾートホテルや長期滞在型の旅行にかなりのレベルの関心を有する実験参加者をスクリーニングした上で実験を実施することが必要なことが、プレ実験の結果わかったからである。 このため当初の計画を変更し、本年度は実証実験用Webサイトの構築(および動作チェック)のみを行い、本科研費研究の最終年度である平成23年分を利用してネット調査会社のモニターを利用し、適切な実験参加者をスクリーニングした上で、会場調査(会場に設置したPCを用いてネット上に置かれた実証実験用Webサイトにアクセスさせて回答してもらう形式)を実施することとした。このため、最終年度の交付申請ではネット調査実施費として人件費・謝金の項目に50万円を申請した。
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