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2008 Fiscal Year Annual Research Report

障害者就労組合モデル構築による新しい障害者雇用の形成

Research Project

Project/Area Number 20530542
Research InstitutionMatsumoto University

Principal Investigator

尻無浜 博幸  Matsumoto University, 総合経営学部・観光ホスピタリティ学科, 准教授 (10434490)

Keywords障害者雇用 / 社会的企業 / ソーシャルビジネス
Research Abstract

障害者の就労支援政策は、「福祉から雇用へ」さらには、「保護雇用から一般就労へ」と確実に推進されているところである。このような動向を踏まえ本研究では、一歩進んだ取組みによって新しいスタイルの構築を目指すことで1年経過した。1)社会福祉機関、民間企業や団体、そして大学などの教育機関との三者連携を図る構造(体制作り)では、実施にフランス鴨を活用した取組の中で信州フランス鴨の会を強化することを行った。またネットワークの拡大という意味で農業高校の参加、在宅障害者の参加を得ることができた。今後、体制作りを本格化する上で基盤作りができた点で意味がある。2)付加価値の高い物品を販売加工育成できる物に着目する(商品開発)では、まず高級食材であるフランス鴨を活用して地産地消で飼育から販売にいたる経路の確立に力を注いだ。12月までに実践をある程度終了しその後新聞等でPR活動し社会の反応を見ることができた。評価は上々と判断できる。しかし、飼育においてはまだモデル的要素を高いため、一般化するために一工夫が必要である。3)ソーシャルワーカーの役割を高める(人材)では、フォーラムを開催し実践例を示しながら、役割の認識を促進することを試みた。一定の理解を得ることはできたが、その理解が実行に移されたか確認することはできていない。継続して追跡する予定である。体制作りの先進例として韓国の社会的企業育成法の効果とその実際の学びを得ることができた。実践を通してその受け皿となる基盤整備が必要であり海外動向は参考になる。次年度では、その基盤整備に影響を与える研究が中心になろう。

  • Research Products

    (1 results)

All 2008

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 社会的就労組合の可能性2008

    • Author(s)
      尻無浜博幸
    • Organizer
      松本大学主催「フランス・かも〜るハウスによる在宅障がい者の一般雇用のあり方を考えるフォーラム」
    • Place of Presentation
      松本大学525等室
    • Year and Date
      2008-11-30

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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