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2010 Fiscal Year Annual Research Report

地域防災リーダー養成プログラムの開発に関する研究

Research Project

Project/Area Number 20530580
Research InstitutionPoole Gakuin University

Principal Investigator

西道 実  プール学院大学, 国際文化学部, 教授 (50280110)

Keywords地域防災 / 防災訓練 / 防災リーダー
Research Abstract

本年度は,これまでに収集した各種の講座や研修・訓練プログラムの事例をデータベース化した資料について,主体的な取り組みを支援する観点から,プログラム内容の詳細な整理・分析を継続し,地域における自主防災組織の組織化や活性化に向けた防災リーダーの参加・関与行動を促進する要素を抽出した。ここでの基本的な知見は,自身の取り組みについて他者からの期待が存在すること,または想定できること。取り組み内容が日常の生活で活用できること,特に取り組み内容が家庭における防災行動につながること,の二つであった。またこれと並行して,仮想訓練システム(STEP)の実施を行い,システム運用上の問題や課題を整理し,防災リーダー養成プログラムの中核とするための検討を行った。このプログラムにおいては,これまで「阪神・淡路大震災」が被害想定の規模や予想されるトラブルの内容について,リアリティを高める役割を担ってきたが,発災から15年が経過し,この震災の共通経験としての位置づけが薄れてきたことで,新たなリアリティの構築方法を検討する必要があった。そのため,国内外で発生したさまざまな震災に関する報道映像を用意し,リアリティを高める仕掛けとして検討してきたが,本年3月11日に東日本大震災が発生したことにより,この状況は大きく変化した。現状では3.11以降の状況変化があまりにも大きいため,震災のリアリティそのものは特別な仕掛けをするまでもなく,非常に高い状態が持続している。そのため,これまで「阪神・淡路大震災」に基準を置いてきた被災想定の基準については見直す必要がある。

  • Research Products

    (1 results)

All 2010

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 避難所運営訓練システム(STEP)の効果測定-女子大学生を対象とした検討-2010

    • Author(s)
      清水裕, 西道実, 他7名
    • Organizer
      日本社会心理学会
    • Place of Presentation
      広島大学(東広島市)
    • Year and Date
      2010-09-17

URL: 

Published: 2012-07-19  

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