2008 Fiscal Year Annual Research Report
読解力に関する教科内容策定のための説明的文章教材コーパス作成及び活用方法の開発
Project/Area Number |
20530794
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
長崎 秀昭 Hirosaki University, 教育学部, 准教授 (80374809)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大熊 徹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40152087)
岩永 正吏 山梨大学, 教育人間科学部, 教授 (00223412)
成田 雅樹 秋田大学, 教育文化学部, 准教授 (50361217)
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Keywords | 説明的文章 / コーパス / 文章分析 / 教科書 / 小学校国語科 |
Research Abstract |
平成20年度研究の成果については、次のとおりである。 1.昭和36年から現行教科書における説明的文章教材題材のデータベース化 本研究では、読解力に関する教科内容策定のための説明的文章のコーパス作成の在り方について探求することが目的である。その初期の段階として、コーパス作成の基礎となる研究対象の特定を行った。その全体傾向を明らかにするために、昭和36年から現行小学校国語教科書における説明的文章教材の題名に関するデータベースを作成した。 2.現行小学校国語教科書(平成17年版)における説明的文章教材のテキストデータ作成 現在の説明的文章教材の特質を明らかにするために、5社がら出版されている現行小学校国語教科書における説明的文章教材をテキストデータに変換した。テキストデータに変換したことにより、語句の検索や字数などの形態面の情報を容易に得ることが可能になる。このデータベースが、全体のコーパスの作成方法や活用方法を探求する基本となる。
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