2009 Fiscal Year Annual Research Report
津軽ねぶた・ねぷたの教育化~調査研究とカリキュラム開発~
Project/Area Number |
20530840
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
大谷 良光 Hirosaki University, 教育学部, 教授 (40333702)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 紘昭 弘前大学, 教育学部, 教授 (70249944)
蝦名 敦子 弘前大学, 教育学部, 教授 (20302010)
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Keywords | 青森ねぶた祭り / 弘前ねぷた祭り / 地域の伝統文化と学校教育 / 行事の教材化 / 行事のカリキュラム開発 |
Research Abstract |
本研究は4年間を予定し、本年度は第2年目として、前年度の調査で祭り運行団体が「学校教育との関わりをどのように考えているか」を調べる必要性が判明したため、また、前年度調査で高校生の「意識調査」のサンプルが不足していたことと、ねぶた実行委員会から「若者のハネト離れ」の実態について究明してほしいとの依頼があったため、これらの調査を、平成20年の秋に実施した。この調査の集計が昨年度終了したため、論文としてまとめ、後者を平成21年5月に、前者を7月に『報告と提言』として記者会見を行った。この内容はNHK等3局、東奥日報社、読売新聞社等5社が報道し(Webページ掲載)、関係者から協賛の声が寄せられた。また、これらの結果は3本の論文としてまとめた。 さらに、計画前半の課題であるねぶた・ねぷたを教育に取り入れている学校への「聞き取り調査」と「映像記録訪問校」依頼を行い、青森市、弘前市各高等学校1校、中学校1校、小学校1校と「映像記録訪問」の承諾が得られた。その中で、弘前高校については、生徒意識調査を含め調査が終了した。他の5校は、次年度への継続となる。 次年度は、研究後半となるためカリキュラム開発のための基礎データとしての、ねぶた・ねぷた実施校での聞き取り調査と「映像記録訪問」の整理が重点課題となる。また、ねぶた・ねぷた運行団体の学校教育への関わりをより明確にするため、追加調査を行い、両市運行団体の取り組み等の比較を行い、課題と問題点を明確にする予定である。
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Research Products
(4 results)