2010 Fiscal Year Annual Research Report
津軽ねぶた・ねぷたの教育化~調査研究とカリキュラム開発~
Project/Area Number |
20530840
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
大谷 良光 弘前大学, 教育学部, 教授 (40333702)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
蝦名 敦子 弘前大学, 教育学部, 教授 (20302010)
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Keywords | 青森ねぶた祭り / 弘前ねぷた祭り / 地域の伝統文化と学校教育 / 行事の教材化 / 行事のカリキュラム開発 / 五所川原立佞武祭り / だるまねぷた |
Research Abstract |
今年度は研究の後半1年目で前半2年の調査研究を踏まえ「ねぶた・ねぷたのカリキュラム開発」を行うため、調査より抽出・依頼した小・中・高等学校6校の訪問調査を継続し、カリキュラム編成のためのデータを整理することを重視した。そのため、前半研究期間の調査研究で不足していた調査計画(申請書)を変更し、「学校教育とねぶた・ねぷたの関わり」の再調査を行った。この調査は、5年前に実施した青森市、弘前市の2市調査を踏まえ、ねぶた祭りで街興しを進めている、五所川原市の立佞武と黒石市のねぷた祭りも視野に入れ4市調査として実施し、貴重なデータを得ることができた。 また、カリキュラム編成の活動として、ねぶた・ねぷたの教材化のための試作づくりを行い、小・中学校生、また、高校生の場合ならば前ねぶた・ねぷたとしての役割を果たせる「だるまねぷた」を開発した。このだるまねぶたは、校種の違いにより、製作工程に軽重をかけることで多様な取り組みができることを、ねぶた・ねぷたづくりの経験差のある大学生を対象に模擬授業を行い、確認した。 そして、最終年に実施する研究授業(出前授業)の準備をプロジェクト全メンバーで行った。対象を小学校4年生とし三クラス合同で行うことにしたため、ねぷたの骨組みと台座まで用意する必要があると判断し準備をした。材料調達中に震災に遭い、物資が手に入らなくなり予算の繰越措置を願った。
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Research Products
(1 results)