2009 Fiscal Year Annual Research Report
総合的な学習の時間で博物館を活用した国際理解を推進するための教員研修に関する研究
Project/Area Number |
20530845
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Research Institution | University of Toyama |
Principal Investigator |
田尻 信一 University of Toyama, 人間発達科学部, 教授 (10436800)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
多田 孝志 目白大学, 外国語学部, 教授 (50341920)
田部 俊充 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (20272875)
山崎 保寿 静岡大学, 教育学部, 教授 (10303447)
黒羽 正見 群馬大学, 教育学部, 教授 (60334702)
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Keywords | 総合的な学習の時間 / 博学連携 / 国際理解 / 新学習指導要領 / 教材開発 / 海外の博物館 / 小学校の博物館活用の実態 / 社会科・地歴科教育 |
Research Abstract |
田尻信一(研究代表者)は、米国の博物館現地調査(ロサンゼルス、ポートランド:H22年3月、国内の博物館調査(青森市:H21年9月、富山県内の博物館調査:H21年6月)、富山県内小学校への博物館活用状況に関するアンケート調査(H21年11月)、国立民族学博物館(吹田市)での教員ワークショップ(H21年8月)、JICA海外移住資料館(横浜市)での教職希望の大学生に対するワークショップ(H21年11月)を実施した。また、これまでの研究成果を博学連携、教師教育の面から分析・整理を行い、その成果を『学校と博物館でつくる国際理解教育』(共著、明石書店)、富山大学人間発附属実践センター紀要等に掲載した。 多田孝志は九州の博物館を現地調査(H21年9月)し、また教育現場の教員との合同研修会を継続してきた。それらの成果を著書に記し、目白大学教職希望学生の授業に活用した。 田部俊充(研究分担者)は、研究代表者と米国の博物館及び現職研修会の現地調査(ロサンゼルス、ポートランド:H22年3月)を実施し,地理教育の観点から分析した。 山崎保寿(研究分担者)は、京都市学校歴史博物館現地調査(H21年12月)等を実施した。これまでの研究成果を『教育基本用語』(共著、小学館)等にまとめ、総合的な学習の時間コーディネーター養成講座(文部科学省・岐阜県教育委員会主催、H21年12月)の講師を務めた。 黒羽正見(研究分担者)は、教師教育の面から、宇都宮大学教育学部主催の学校活性化フォーラムで基調講演と栃木県内の校内研修への指導助言を行った。また、その成果を『別冊教職研修』、『群馬大学・群馬県教育委員会共同研究報告書』等に掲載した。
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Research Products
(17 results)