2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20530856
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Research Institution | Tottori University |
Principal Investigator |
田畑 博敏 Tottori University, 教育センター, 教授 (70128049)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
後藤 和雄 鳥取大学, 教育センター, 准教授 (00140533)
桐山 聰 鳥取大学, 教育センター, 准教授 (70423423)
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Keywords | 日本語運用 / ノートテイキング / 概念地図法 |
Research Abstract |
本研究では、学生の日本語運用能力を高め、また論理的思考力を育成する方法および能力の評価方法を開発することによって、グローバル化社会に対応できる教養教育の構築を目的とする。平成20年度は、次の6項目を実施した。1.教養教育における日本語運用能力関連情報の予備調査:各大学の教養教育担当部局発行の教育資料・報告書および文献を使って、授業における能力開発方法や評価手法についての予備調査を実施した。留学生を対象とした日本語の授業、及び文法上の論理構造が明確な点に着目して外国語の授業についても部分的な事例調査を行った。共通する有為な要素として「構造化の概念を認識させる手法」を抽出した。2.シラバスを使った本調査:該当する大学のシラバス等の入手を図り、成績評価手法等について調査を行った。3.大学への訪問調査:文献調査および次項4で行った学会等での情報交換において、平成20年度の研究の検討材料を得ることができた。4.研究会・学会での情報交換:研究会において発表を行い、また情報収集のために関連する学会に参加した。5.一次調査報告まとめ:日本語運用能力についての成績評価手法が構築されている等の有為な事例をまとめた。6.教授方法・評価方法の具体化検討:調査結果を踏まえて日本語運用能力を高める方法論を検討し、授業において概念地図法を改良したノートテイキングおよび能力評価方法の導入を試みた。授業への適用性検討に資するためのデータ収集を行った。
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