2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20540148
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Research Institution | Hokusei Gakuen University |
Principal Investigator |
中路 貴彦 Hokusei Gakuen University, 経済学部, 教授 (30002174)
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Keywords | 多変数 / 重み付き / Hardy空間 / 不変部分空間 / Toeplitz差要素 |
Research Abstract |
1. l1補間問題を一般のF-空間で研究して、Banach空間の場合に一つの必要十分条件を与えている。それを円板上の正則関数のなすBanach空間、F-空間に適用している。 2. 単位円板上の正則関数のなす部分空間の上で定義される2つの自然な積分作用素を研究し、その2つの作用素の関係を明らかにすることにより、それらの作用素の有界性を調べている。 3. 一般化されたRiesz射影とそれから自然に定義されるToplitz作用素、特異積分作用素の可逆性とHankel作用素のノルムが研究されている。 4. 二変数の前方シフト不変部分空間の片方の変数のwandering部分空間を詳しく調べることによって、前方シフトと後方シフト不変部分空間を研究している。
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