2009 Fiscal Year Annual Research Report
非可換力学系の関数解析的基礎研究および位相力学系と作用素論との交流理論の研究
Project/Area Number |
20540192
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Research Institution | Kanagawa University |
Principal Investigator |
長 宗雄 Kanagawa University, 工学部, 教授 (10091620)
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Keywords | Hilbert space / linear operator / normal opreator / Banach space / Polaroid operator / Bishop property / elementary operator / numerical range |
Research Abstract |
「非可換力学系の関数解析的基礎研究および位相力学系と作用素論との交流理論の研究」の研究課題遂行のため、6月18日~6月20日に韓国・慶北国立大学で開催された国際研究集会「KOTAC2009」に荒木不二洋、岡安隆照および富山淳が参加し、岡安隆照は「An order Caused by spectral measures on the unitary equivalence classes of self-adjoint Operators」の題名で研究発表を行った。長宗雄は8月19日~27日の間、初めにアイルランド・ダブリンのTrinity Collegeを訪問し、R.Harte教授と共同研究を行い、その後、ロンドンでB.Duggal教授と研究を進めた。幸いにも「Commutativity to within scalars on Banach space」として論文をまとめることになり、発表に向けて作業を進めている。 10月25日~31日の間、イタリア・パレルモ大学のP.Aiena教授およびスペイン・カンタブリア大学のM.Gonzalez教授に来日いただき共同研究を行った。 この間の研究を「Polaroid type operators under quasi-affinities」の題名の論文をまとめ.発表すべく準備を進めている。 長宗雄は10月28日に、京都大学数理解析研究所において「Semi-hyponormal作用素はConvexoidか?」の題名で、研究発表を行った。 前年度に引き続き、B.Duggal教授およびメキシコ・プエブラ・Benemerita大学のS.Djordjevic教授らとの共同研究を進めて、研究成果を「Bishop property (beta) and an elementary operator」の題名で論文を発表すべく作業を進めた。 今年度発表した論文は3篇で、詳細は次ページの「11.研究発表」に記載します。
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Research Products
(3 results)