2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20540406
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
飯高 隆 The University of Tokyo, 地震研究所, 准教授 (00221747)
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Keywords | レシーバ関数解析 / モホ面 / 屈折法癬析 |
Research Abstract |
1)島弧における屈折モホ面のマッピング。 日本全国で行われた人工地震による解析結果と波形記録を収集し、地殻構造のモデルと波形記録のデータを集めてデータベースを作成した。また,モホ面からの屈折波(Pn波)が見られる可能性のある長距離測線の波形記録を集め,データベースを作成した。 2)島弧におけるレシーバ関数モホ面のマッピング。 Hi-net等観測点を用い,遠地地震を使用し日本列島においてレシーバ関数モホ面のマッピングをおこなった。 3)屈折モホ面とレシーバ関数モホ面の比較検討によるsubモホ面の検出。 人工地震や自然地震を用いた屈折法探査で求められた地殻構造とレシーバ関数解析による地殻構造を比較検討した。屈折法探査による地殻構造とレシーバ関数解析による地殻構造を比べるとともに,構造の違いを明らかにした。その過程において,日本各地でのsubモホ面の検出を行った。
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