2008 Fiscal Year Annual Research Report
マセマティカル・モルフォロジを基盤とする,知的情報メディアシステムの創出
Project/Area Number |
20560357
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
浅野 晃 Hiroshima University, 大学院・工学研究科, 教授 (60243987)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
棟安 実治 関西大学, システム理工学部, 教授 (30229942)
藤尾 光彦 九州工業大学, 情報工学部, 准教授 (00284597)
延原 肇 筑波大学, システム情報工学研究科, 講師 (80359687)
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Keywords | マセマティカル・モルフォロジ / 感性工学 / 画像フィルタ / 計算知能 / 形式概念分析 / 量子論理 |
Research Abstract |
平成20年度は,スマートインフォメディアシステムの基盤とするためのアプローチとなる研究を行なった 感性研究からのアプローチ:浅野は,以前に提案した,テクスチャのローカル・グローバルな特徴を独立に変化させられるモデルを用いて,テクスチャの変化の,人の視覚的印象への印象を測定した.従来はグローバルな特徴が重視されてきたが,本研究でローカルな特徴の影響を見出すことができた. 画像フィルタ研究からのアプローチ:棟安・浅野は,テクスチャ画像をベースとして,理想的処理結果を要せず,雑音が付加された画像のみから基本構造要素を抽出し,最適な雑音除去を行うフィルタを開発した.また,関連の研究として,藤尾は,モルフォロジー多重解像度解析に基づく脳波波形特徴抽出手法を開発し,脳波におけるパターン抽出を行なった。 計算知能研究からのアプローチ:延原は,束構造を通じた形式概念分析とモルフォロジの関連を利用した,大規模画像群のための形式概念分析に基づく束構造可視化システムを構築した. 論理の解析からのアプローチ:藤尾は,量子論理においてもモルフォロジ解析が有効であることを示し,「含意」の問題について解析を行った. また,電子情報通信学会スマートインフォメディアシステム研究会(2008年12月,関西大学)において「モルフォロジーセッション」を開催し,本研究の成果を発信した.
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Research Products
(25 results)