2009 Fiscal Year Annual Research Report
基地局での利用可能通信路状態情報に応じた時変環境に適したマルチユーザMIMO方式
Project/Area Number |
20560367
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
大槻 知明 Keio University, 理工学部, 教授 (10277288)
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Keywords | MIMO / フィードバック / マルチユーザMIMO / ユーザ選択法 |
Research Abstract |
本研究では,基地局での利用可能通信路状態情報に応じて通信路状況の良いユーザセットを選択し,情報を送信する(スケジューリングする)ことで,高いスループットを達成するマルチユーザMultiple-Input Mu ; tiple-Output(MIMO)方式について検討した.基地局での利用可能通信路状態情報は,通信路の状態が変化する時変環境では,各ユーザから基地局へのフィードバック遅延のため,ユーザからのフィードバック情報と基地局から送信時の通信路状態とは異なる.そのため,時変環境では高いスループットは得られない.今年度はユーザのサービス要求と通信品質に基づくユーザ選択及び電力割り当て法を提案した.提案法を理論及び計算機シミュレーションにより評価し,少ないフィードバック情報量でも高いスループット及び異なるサービス品質を達成できることを示した.
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Research Products
(30 results)