2008 Fiscal Year Annual Research Report
滑らかでない系の新しい制御理論構築とパワートレイン高精度制御への応用
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20560427
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| Research Institution | Sophia University |
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Principal Investigator |
申 鉄龍 Sophia University, 理工学部・機能創造理工学科, 教授 (70245794)
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| Keywords | 制御工学 / 制御理論 / パワートレイン |
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| Research Abstract |
対象とする滑らかでない系のFilippov解の安定性条件を明らかにし、その条件に基づく安定化補償器、適応補償器、及びむだ時間を含む汎関数方程式に基づく補償器設計手法を体系的にまとめることができた。また、エンジンパワートレインのモデリングと気筒毎空燃比、トルクの高精度制御手法を提案した。具体的な成果は以下のとおりである。
(1)直列構造を有する滑らかでない系の安定性解析及び安定化設計手法を提案した。
(2)パラメータ不確かさをもつ滑らかでない系の適応制御手法を提案した。
(3)非連続性をもつラグランジュ系の位置制御系設計手法を構築した。
(4)不連続特性をもつ汎関数方程式の解の安定性条件を明らかにし、むだ時間特性をもつ非連続システムの安定化設計手法を提案した。
(5)ガソリンエンジンの気筒毎空燃比推定モデルと制御手法を提案し実験検証を行った。
(6)多気筒エンジンのトルク高精度制御手法を構築し、実験検証を行った。
(7)不連続特性をもつ機械系の位置制御手法を提案し、実験検証を行った。
(8)むだ時間を含む制御手法を多色印刷ラインの印刷精度向上に適用しその有効性を実験によって示した。
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Research Products
(26 results)
