2008 Fiscal Year Annual Research Report
竜巻状の回転流中に置かれた建物周りの非定常流れ場の数値解析
Project/Area Number |
20560519
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
丸山 敬 Kyoto University, 防災研究所, 准教授 (00190570)
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Keywords | 竜巻 / 回転流 / 建物 / 非定常流れ場 / 数値解析 |
Research Abstract |
平成20年度には、丸山(竜巻状の渦の数値シミュレーション、日本風工学会誌、No.111、2007.4.)、丸山(LESによる竜巻状の渦のシミュレーション、本建築学会大会学術講演梗概集B-1,2007.9)の方法を基礎とし、これを発展させ、境界条件、解析格子形状などを変化させ竜巻状の回転流を発生させるための数値計算手法を確立した。これを用いて、希望する性質を持った竜巻状の回転流を発生させるために必要となる、乱流モデル、境界条件、解析格子形状などを検討した。 また、重合格子法などの手法を組み込み、計算効率を高めつつ、竜巻と建物周囲の流れ場という異なるスケールを持った現象を連続的に計算できるようにプログラムを改変した。さらに、プログラムのデバッグを行う際に、効率よく作業ができるように、大容量の高速計算機を購入し処理スピードを高め、メモリー領域を拡張した。
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Research Products
(2 results)