2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20560770
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Research Institution | Japan Atomic Energy Agency |
Principal Investigator |
井手 俊介 Japan Atomic Energy Agency, 核融合研究開発部門, 研究主幹 (20354590)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂本 宜照 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 核融合研究開発部門, 研究副主幹 (30354583)
浦野 創 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 核融合研究開発部門, 研究職 (70391258)
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Keywords | 先進トカマク / 立ち上げ / 電流分布制御 / 圧力分布制御 |
Research Abstract |
プラズマ立ち上げ時の加熱やHモード遷移が、内部インダクタンス等のプラズマ運転領域に及ぼす影響について、JETやDIII-D等の実験結果を用いて調べている。これらの装置の結果から、立ち上げ時に加熱を行う事により、内部インダクタンスが高くなりすぎるのを抑えることができることが示された。また、ITERの立ち上げ時の加熱の影響についても、情報を収集している。立ち上げ時の磁束は、加熱により大きく節約できることが電流駆動による節約は少ないことが判った。これらの結果について、各装置の研究者から実験の詳細、またITER等のモデル計算を行っている研究者から計算の詳細等、について情報を収集し議論を行った。また、これらの結果を参考に、プラズマ立ち上げ時の平衡配位の変化と、それによる外部コイル電流やコイル端電圧の変化等のモデリングを行っている。対象は、主にJT-60SAで想定している各種のレファレンス・プラズマである。これらのJT-60SAレファレンス・プラズマのパラメータを基に、ダイバータ移行時期やプラズマ断面形状、内部インダクタンス/ボロイダル・ベータ等に対するプラズマ平衡の時間発展をモデル化し、外部コイルの電流やコイル端電圧の変化等を調べている。これにより、立ち上げ時のプラズマの運転領域の同定を行っている。今後の研究のため、TOPICS等のシミュレーションコードを用いた立ち上げシナリオ解析の準備を行っている。
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Research Products
(1 results)