2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20580354
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
山口 仁孝 The University of Tokushima, 疾患酵素学研究センター, 助教 (90432765)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂口 末廣 徳島大学, 疾患酵素学研究センター, 教授 (60274635)
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Keywords | 獣医学 / 蛋白質 / 脳神経疾患 |
Research Abstract |
平成21年度は、超高感度診断法の開発にあたってもっとも重要である、プリオン蛋白と特異的に結合するDNA配列の決定を中心に、(1)REPSA法を用いた、PrP結合DNA断片の配列決定、(2)診断用oligoDNAの作製、(3)レコンビナントPrPを用いての遺伝子増幅法の検討および検出限界値の決定を計画した。はじめに、中央に14塩基のランダム配列を持ち、両端にPCRプライマーsiteを有するオリゴヌクレオチドライブラリーの合成を行った。そして、昨年度作製したウシレコンビナントPrPと特異的に結合するoligoDNAの選抜を行った。制限酵素Fok I、Bpm Iを用いたREPSA法によるPrP特異結合oligoDNAの選抜については、結合するoligoDNA配列の再現性が正確には得られなかった。すなわち、ウシレコンビナントPrPと結合するoligoDNAは認められたものの、その特異性・再現性については十分には得られなかった。この結果は本研究の根幹をなす最も重要な要素であるので、あらゆる方法を再検討し、改良する必要があると判断した。そこでoligoDNA中のランダム配列の長さ、primer siteの配列、制限酵素の変更や他の選抜方法(CASTing法)を併用した方法等の検討を行っている。
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