2010 Fiscal Year Annual Research Report
メタボリックシンドロームへの生活習慣教育の効果の総合評価:メタアナリシス
Project/Area Number |
20590668
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Research Institution | National Institute of Public Health |
Principal Investigator |
山岡 和枝 国立保健医療科学院, 技術評価部, 室長 (50091038)
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Keywords | 生活習慣 / メタボリックシンドローム / メタアナリシス / 健康教育 / 評価 / システマティックレビュー / 診断基準 / 統合値 |
Research Abstract |
本研究は、特に以下のa)、b)に焦点を当て、研究を遂行する。 a)メタボリックシンドローム改善のために、生活習慣教育の効果を、個別研究として最もエビデンスの高いと考えられる無作為化比較試験を対象としたシステマティックレビューとメタアナリシスにより統合した評価を行う。この際、メタボリックシンドロームの複合症候群という特徴を考慮して、メタボリックシンドロームの改善・非改善のほかに、個別の診断基準の統合値を多変量メタアナリシスにより総合的に評価する。 b)運動療法のみの場合および治療薬の効果に関するメタアナリシスとの比較を行い、生活習慣教育の効果に関する総合的評価を行う。 平成22年度は、文献レビューの結果、生活習慣教育の高価に関するRCT研究の論文発表はまだ数が少なく、さらに検討を進めることが必要であることがわかった。定義の相違への対処としてメタボリックシンドロームの定義の相違を相互に比較可能なメタボリックシミュレータを開発し、論文発表した。さらにメタボリックミュレータを実際のメタアナリシスのデータに適用し、この結果を利用した多変量メタアナリシスを行い、国際学会に発表した。
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Research Products
(16 results)