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2008 Fiscal Year Annual Research Report

マルチモーダル視覚刺激による軽度認知機能障害の早期診断とサブタイプ分類

Research Project

Project/Area Number 20591026
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

山崎 貴男  Kyushu University, 医学研究院, 特任助教 (70404069)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 大八木 保政  九州大学, 医学研究院, 准教授 (30301336)
Keywords軽度認知機能障害(MCI) / アルツハイマー病(AD) / 認知症 / 事象関連電位(ERP) / 視覚誘発電位(VEP) / 機能的MRI(fMRI) / マルチモーダル視覚刺激 / サブタイプ
Research Abstract

軽度認知機能障害(MCI)は正常と認知症の中間(グレイゾーン)であり,アルツハイマー病(AD)の前駆段階として注目されている.MCIの病因は臨床的に多様であると考えられ,4つのサブタイプに分類されている.各サブタイプと今後移行すると予測される疾患(病因)との関係も示されている.
そこで本研究では,申請者らが開発したマルチモーダル視覚刺激を用いた視覚誘発電位(VEP),事象関連電位(ERP),機能的MRI(fMRI)により,各サブタイプにおける反応性の違いを検討することで,MCI患者のサブタイプ分類をより定量的・客観的に行う方法を確立する.それにより移行する可能性が高い疾患を予測でき,特に有効な治療法が存在するADへ移行する可能性が高いMCI患者を早期に発見し,早期治療に貢献する.
具体的には,(1)健常若年成人,老年成人およびMCI患者おいて,マルチモーダル視覚刺激を用いてVEP, ERP, fMRIを記録する.(2)サブタイプごとのVEP, ERP, fMRIの障害パターンを見出し,各サブタイプの神経心理検査,画像検査などとの関連性を検討する.
本年度は共同研究を行っている未来ICT研究センター(神戸市)および広島市総合リハビリテーションセンター(広島市)において,fMRI測定のための刺激呈示などのセットアップを行った.現在はMCI患者特有の異常所見を見出す目的で,健常若年成人でのfMRI反応の記録を行っているところである.

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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