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2010 Fiscal Year Annual Research Report

血管内皮細胞へのアクアポリン1過剰発現による骨格筋再生能促進と筋疾患治療への応用

Research Project

Project/Area Number 20591030
Research InstitutionShowa University

Principal Investigator

若山 吉弘  昭和大学, 医学部, 教授 (40138467)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 荒田 悟  昭和大学, 遺伝子組換え実験室, 准教授 (20159502)
KeywordsAQP1 / 骨格筋 / 再生 / 血管内皮 / 治療 / AQP1 Tgマウス
Research Abstract

アクアポリン1(AQP1)が血管内皮細胞の増殖を促進し、組織の再生、修復、腫瘍の増殖などに促進的に作用すると報告された(Nature 434:786-792, 2005)。本研究ではAQP1を筋内血管内皮に過剰発現させDuchenneジストロフィー症(DMD)をはじめとする筋萎縮性疾患の骨格筋再生を促進させ、治療に応用しうる可能性を検討する目的で、平成22年度にはAQP1過剰発現Tgマウス作製実験を実施した。Tgマウスは組織および時期特異的にAQP1を発現させる系を用いた。具体的にはCAGプロモーターの下流にloxP-neor-loxP(LNL)のストッパー、AQP1cDNAポリAシグナル配列をつなげたAQP1の発現系(LNL-AQP1)を作製した。このDNA断片をC57BL/6マウスの受精卵の前核に注入してTgマウスの作製を行った。このTgマウスはなかなか得ることができなかった。計13回のインジェクションを行い188匹のマウスを得たが、そのうちやっと1匹の雄マウスにトランスジーンが入っていることがわかった。このマウスをC57BL/6野生型マウスと交配した結果、トランスジーンを持った子孫が得られることがわかった。現在Creマウスと交配することで遺伝子の組換えによりAQP1が発現できるかについて検討している。従ってこのTgマウスを用いての筋壊死再生実験は、平成22年度にはTgマウスの作製に時間がかかり実施する時間が得られなかった。

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Published: 2012-07-19  

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