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2009 Fiscal Year Annual Research Report

エネルギーバランスにおける弓状核GABABシステムの機能解析

Research Project

Project/Area Number 20591093
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

有馬 寛  Nagoya University, 医学部附属病院, 講師 (50422770)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 大磯 ユタカ  名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (40203707)
Keywords肥満 / 視床下部 / エネルギーバランス / GABA / ノックアウトマウス
Research Abstract

本研究では視床下部弓状核に存在するGABA_Bシステムのエネルギーバランスにおける役割をより明らかにすることを目的とし、NPYニューロンおよびPOMCニューロン特異的なGABA_Bレセプターノックアウトマウスを作成してその表現型を解析する。スイスのバーセル大学から譲渡してもらったGABA_Bレセプターのノックインマウス(GABA_B^<flox>マウス)およびJackson labから購入したPOMCニューロン特異的にCreレコンビナーゼ(Cre)が発現するトランスジェニックマウス(POMC-Creマウス)に関しては、それぞれ第5世代までC57/BL6マウスとのbackcrossが終了し、両者のmatingを開始した。一方、NPYニューロン特異的にCreを発現するAGRP-Creマウスは同じくJackson labから購入し、現在第4世代までC57/BL6マウスとのbackcrossを終了した。GABA_B^<flox>マウスとPOMC-Creマウスとのmatingから生まれたマウスに関しては各臓器から抽出したDNAを用いて、POMCが発現する視床下部、下垂体および脳幹部においてのみGABABレセプターがノックアウトされていることを確認した。またGABA_B^<flox>マウスとPOMC-Creマウスとのmatingにおいて、germ lineの段階でrecombinationが生じて全身のGABABレセプターノックアウトマウスが産まれてしまうことは稀であることも確認された。まもなくPOMCニューロン特異的なGABABレセプターノックアウトマウスのhomozygote、heterozygoteに高脂肪食を与えて、体重を初めとしたエネルギーバランスの指標の変化を野生型マウスと比較検討する予定である。

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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