2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20591192
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Research Institution | Saitama Medical University |
Principal Investigator |
松下 祥 Saitama Medical University, 医学部, 教授 (50167649)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
東 丈裕 埼玉医科大学, 医学部, 助教 (00468381)
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Keywords | Th17アジュバントcurdlan / Notch ligands / Jaggedl / NODマウス / 腎炎 / アトピー性皮膚炎 / Th2アジュバント |
Research Abstract |
「研究の目的」 本研究は、1) Th17のヘルパー機能を解明すること、2) Th17アジュバントを物質として同定すること、3) DC17マーカーを解明すること、4) D1様ドパミン受容体アンタゴニストを数々の自己免疫病モデル動物に投与してその効果を確認し、その詳細な作用機構をin vitroのみならずin vivoでも解明すること、ならびに、5) アトピー性皮膚炎(AD)コホートを用いて胎便、母乳、皮膚黄色ブドウ球菌のTh2アジュバント活性を定量的に評価し疫学的作業仮説を立証すること、を目的とする。 「本年度(~平成22年3月31日)の研究実施内容」 1) 各種動物モデルにおけるD1様ドパミン受容体アンタゴニストの効果の解析 EAEは松下が、NODは連携研究者粟田が、腎炎は連携研究者岡田が、CIAは連携研究者上阪(東京医科歯科大学)が解析した。Th17マーカーに対する抗体を用いた組織学検討(局所ならびに所属リンパ節)も同時に行った。 2) アトピー性皮膚炎の疫学的検討 皮膚擦過培養菌、母乳、胎便のTh2アジュバント活性を定量化し、「AD患者では皮膚擦過培養菌、母乳、胎便の一部または全部のTh2アジュバント活性が高い」という作業仮説を検証した(東,下条)。
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Research Products
(16 results)