2008 Fiscal Year Annual Research Report
局所脳血流量解析によるECT後易再燃性うつ病の病態及び再燃予測因子の解明
Project/Area Number |
20591388
|
Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
鈴木 一正 Tohoku University, 大学院・医学系研究科, 非常勤講師 (20312572)
|
Keywords | ECT / SPECT / うつ病 |
Research Abstract |
研究目的は、電気けいれん療法(ECT)反応後易再燃性うつ病患者を非易再燃患者と比較し、易再燃群に特異的な脳血流分布と臨床的特徴を明らかにし、易再燃性うつ病の病態及び再燃予測因子を解明することである。 具体的に、平成20年度は、6名の難治性大うつ病性障害にECTを施行し、反応基準を満たす症例を追跡し、再燃群と非再燃群を区分するために6ヵ月追跡した。 症例の基本的臨床特徴を記録すると共に、ECT施行前、ECT反応2週後にSPECT検査(Tc-99m-ECD)を行い、再燃群と非再燃群の2群間で局所脳血流分布を比較できるように準備している。
|
Research Products
(5 results)