2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20591441
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
伊藤 茂樹 熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 教授 (80402395)
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Keywords | ^<90>Y-Ibritumomab tiuxetan / ^<90>Y bremsstrahlun Emission Computed Tomography / Gamma camera |
Research Abstract |
本研究の目的は、^<90>Y-Iritumomab tiuxetan療法(^<90>Y療法)における患者の生体内および病巣線量を定量し、^<90>Y療法の治療精度を向上させるために 1)90Y由来の制動X線を検出による^<90>Y生体内分布の3次元画像化法の構築すること 2)ガンマカメラを用いる^<90>Y由来の制動X線および^<111>Inのγ線の3次元同時画像化法を構築することである。 昨年度までに、ガンマカメラを用いる^<90>Y由来の制動X線および^<111>Inのγ線の3次元同時画像化法を構築した。今年度は、ガンマカメラの^<90>Yに対する感度改善法を構築し、^<90>Y BECTが臨床適用できるレベルにすることであった。 ガンマカメラによって得られた^<90>Y制動X線スペクトル(0-300keVまで分布)対し、20keVごとにエネルギーウインドウを設定し、それぞれのエネルギーウインドウにおける画像を加算することによって、分解能を維持しつつ、感度を改善させる。さらに3次元画像再構成時に、X線CTによる吸収補正、散乱線補正、およびコリメータ開口補正等を加えることにより、分解能を向上させて画質の改善を行い、^<90>Y BECTが臨床適用できるレベルにすることであった。 ^<90>Y BECTの分解能はFWHMで2.0cmであり、有意な向上は見られなかったが、3次元逐次近似法およびコリメータ開口補正により、ノイズが低減され、画質は大幅に向上した。視覚的下限値は20kBq/mlであり、統計学的下限値は50kBq/mlであった。集積部位の放射能が50kBq/ml以上であれば^<90>Y BECT画像を用いて5%の誤差で線量評価できると考えられた。これらの基礎実験結果に基づいて、臨床画像の取得を行い、X線CTと^<90>Y BECT画像のフュージョンにも成功した。これらの成果をヨーロッパ核医学会および、日本放射線技術学会九州地方会にて発表した。
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Research Products
(2 results)
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[Presentation] Feasibility of ^<90>Y bremsstrahlung emission computedtomography after ^<111>In administration2010
Author(s)
Shigeki Ito, Shinya Inoue, Seiji Tomoguchi, Shinya Shiraishi, Seigo Nosaka, Koichi Kawanaka, Morikatsu Yoshida, Fumi Sakaguchi, Yasuyuki Yamashita
Organizer
Annual Congress of the European Associationof Nuclear Medicine
Place of Presentation
Austria Center Vienna, Viema, Austria
Year and Date
20101009-20101013