2009 Fiscal Year Annual Research Report
3.0T MR装置による新たな肺癌核磁気共鳴(MR)診断法の開発
Project/Area Number |
20591442
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
大野 良治 Kobe University, 医学研究科, 特命准教授 (30324924)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉村 和朗 神戸大学, 医学研究科, 教授 (00136384)
竹中 大祐 神戸大学, 医学部附属病院, 准教授 (60258233)
松本 純明 神戸大学, 医学研究科, 特命講師 (60397833)
前田 哲雄 神戸大学, 医学部附属病院, 特命講師 (00457095)
村瀬 研也 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (50157773)
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Keywords | 生命科学 / 放射線、X線、粒子線 / 呼吸器 / 核磁気共鳴医学 / 腫瘍学 |
Research Abstract |
1)前年度の検証を基にした撮像法の肺結節患者における有用性の臨床検証 前年度の基礎及び臨床検証を元に肺結節患者における至適撮像法の臨床検証を行うため、肺結節患者(n=43)において3.0T及び1.5TMR装置において前年度に定めた至適撮像法を可能な限り同一化して撮像を行い、肺結節検出能や良・悪性結節鑑別診断能を検証し、国内・外の学会にて結果を発表するとともに、海外一流誌に投稿するために、論文を作成中である。 2)3.0TMR装置における新たな肺機能イメージング法の開発 前年度の造影剤実験や肺血流計測ソフト開発の過程で、3.0TMR装置におけるT2*効果が顕在化することがわかった。また、このT2*効果は肺局所の構造や血流或いは気腔内の空気との関係において変化するため、Computed tomography(CT)とは異なった新たに肺構造を被曝なく検証することが可能になると考えられるため、肺局所T2*計測用撮像法を開発するとともに、新たに定量的肺局所T2*画像を作成するソフトを開発した。そして、その臨床的有用性において、正常被検者(n=5)とCOPD患者(n=15)において検証し、肺機能検査との対比や局所肺構造評価能を検討し、国内・外の学会にて結果を発表するために抄録を投稿するとともに、海外一流誌に投稿するために論文作成中である。
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Research Products
(5 results)