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2010 Fiscal Year Annual Research Report

脳動脈瘤形成におけるタイトジャンクション蛋白の関与について

Research Project

Project/Area Number 20591686
Research InstitutionThe University of Tokushima

Principal Investigator

西 京子  徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 講師 (60335817)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 永廣 信治  徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (60145315)
兼松 康久  徳島大学, 病院, 助教 (90363142)
Keywords脳動脈瘤 / cccludin / タイトジャンクション蛋白 / ZO-1 / ラット
Research Abstract

脳動脈瘤壁におけるccludinおよびZO-1の減少に関与する分子機構を調べた。ccludinおよびZO-1の遺伝子レベルでの変化はみられなかったが、タイトジャンクション蛋白のDegradationに関与すると考えられるMCP-1,MMP-9およびNOX4の増加がみられ、ccludinおよびZO-1は転写レベルではなく、蛋白分解系により制御されていることを明らかにした。さらにこれらのDegradationに関与する蛋白は高血圧とエストロゲン欠乏状態で血管壁に増加すること、またこの上昇にangiotensinIIが一部関与することも明らかにした。またmineral corticoid receptor阻害剤を投与するとDegradation関連分子の低下がみられ、マクロファージの血管壁内への浸潤が低下し、動脈瘤の形成が抑制された。これらの結果からタイトジャンクション蛋白の安定化が動脈瘤形成抑制に重要と考えられた。これらの結果をまとめて現在J Hypertensionに投稿し、revisionの審査を受けている。

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Published: 2012-07-19  

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