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2009 Fiscal Year Annual Research Report

先天性腎尿路異常発生の新たなメカニズム;分化制御因子Id2欠損マウスの解析

Research Project

Project/Area Number 20591874
Research InstitutionUniversity of Fukui

Principal Investigator

青木 芳隆  University of Fukui, 医学部, 助教 (30273006)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 横山 修  福井大学, 医学部, 教授 (90242552)
伊藤 秀明  福井大学, 医学部, 助教 (00345620)
横田 義史  福井大学, 医学部, 教授 (50222386)
Keywords先天性尿路奇形 / 転写制御 / アンギオテンシン受容体 / 水腎症 / 動物モデル
Research Abstract

1)AT1受容体発現部位の同定(担当:横山、伊藤、青木)
これまでの研究成果からId2がAT1受容体の機能調節に関わっていると考えられる。野生型マウスとId2欠損マウスそれぞれの腎、腎盂尿管におけるAT1受容体の発現パターンを、免疫組織染色法を用いて調べ、比較している。もともと、mRNAレベルでの発現量を比較しているが、抗体の問題がありタンパクレベルでのAT1受容体発現および、その発現部位については、その同定には至っていない。
2)片側尿管結紮(UUO)モデルを用いた腎実質の線維化と炎症細胞浸潤についての検討(担当:横田、青木)
野生型マウスのUUOを作製すると、腎の線維化や炎症細胞浸潤が起こる。しかし、AT1受容体欠損マウスはこの現象が野生型に比べ軽度であることがわかっている。Id2欠損マウスにおいても同様の所見がないか、先天性水腎症とUUOモデルを比較することを計画した。線維化の解析については,腎臓および腎盂尿管の特殊染色を行い、CCDカメラ付顕微鏡で画像取込みを行い、画像解析ソフトで線維化領域の面積を求め、線維化の程度を比較することが可能となった。まずヒト尿管狭窄症例の標本でその繊維化が強いことを確認し、さらにId2欠損マウスに起きている繊維化および炎症細胞浸潤について確認した。UUOモデルにおいてもその点を確認したが、現時点では標本間にばらつきがあり、均一なモデル作成が可能となるよう、条件設定の見直しを行っている。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Remarks (2 results)

  • [Remarks]

    • URL

      http://www.hosp.u-fukui.ac.jp/03sinryou/new/02-05-02.html

  • [Remarks]

    • URL

      http://www.med.u-fukui.ac.jp/SEIKAI/

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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