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2009 Fiscal Year Annual Research Report

唾液腺上皮管腔形成におけるタイトジャンクション分子クローディンの役割

Research Project

Project/Area Number 20592167
Research InstitutionOsaka Dental University

Principal Investigator

桧枝 洋記  大阪歯科大学, 歯学部, 准教授 (30243132)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 橋本 典也  大阪歯科大学, 歯学部, 助教 (20228430)
川合 進二郎  大阪歯科大学, 歯学部, 教授 (70131381)
Keywords唾液腺 / 管腔形成 / アピカル / CD133 / 幹細胞
Research Abstract

哺乳類の唾液腺などいくつかの器官における上皮組織の管腔形成は、タイトジャンクションおよびアピカル膜がde novoに確立されることと密接に関連している。昨年度の研究において、管腔形成前後の唾液腺を用いてマイクロアレイ解析を行い、管腔形成マーカーとなるアピカル膜タンパク質の遺伝子候補をいくつか見いだした。本研究では、その1つであるCD133がマウス胎仔唾液腺の管腔形成開始期に管腔側(アピカル側)に発現していることを免疫組織染色によって見い出した。また、その発現はRT-PCRと免疫ブロットでも確認された。興味深いことに、CD133の発現部位は唾液腺形成過程で徐々に限定されるようになり、成体唾液腺ではおもに腺房と介在部導管のアピカル側で発現が認められた。介在部導管には唾液腺幹細胞が存在すると考えられているが、唾液腺幹細胞はいまだ単離されていない。CD133は唾液腺幹細胞の有用なマーカーになることが期待され、CD133の細胞外ドメインに対する抗体を用いて唾液腺幹細胞を単離できる可能性が考えられる。このように本研究の成果は唾液腺の管腔形成の解明のみならず、唾液腺幹細胞の解析および唾液腺再生医療にもつながることが期待される。

  • Research Products

    (1 results)

All 2009

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] Tube formation in developing mouse submandibular gland.2009

    • Author(s)
      桧枝洋記
    • Organizer
      The 11^<th> International Symposium on Exocrine] Secretion
    • Place of Presentation
      徳島大学
    • Year and Date
      2009-07-23

URL: 

Published: 2012-07-19  

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