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2008 Fiscal Year Annual Research Report

FEN1欠損マウスの自己免疫疾患

Research Project

Project/Area Number 20592204
Research InstitutionNagasaki University

Principal Investigator

木村 泰男  Nagasaki University, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (30253686)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中村 卓  長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (30172406)
佛坂 由可  長崎大学, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (10244089)
田代 茂樹  長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (20300882)
高木 幸則  長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (30295084)
KeywordsFEN1 / 自己免疫疾患
Research Abstract

本年度は、FEN1トランスジェニックマウス唾液腺での自己免疫疾患発症を解析するに先立ち、シェーグレン症候群モデルマウスとされているIQIマウスを使って唾液腺病変の発症の過程をMRイメージングと病理学的手法を用いて解析した。IQIマウスは、生後6月齢を過ぎるころからリンパ球の浸潤が認められるようになるとされるので、5月齢以降ほぼ2ヶ月毎に2〜3匹のIQIマウス並びにコントロールマウスをと殺し舌下腺および顎下腺を摘出した後MRイメージングを使って拡散強調撮像を行い、拡散強調係数(apparent diffusion coefficient,ADC)を求め、さらに固定して病理組織切片を作製し顕微鏡下で観察した。
その結果月齢が進むにつれ、IQIマウスの顎下腺ではコントロールと比べて有為にADC値が低下していった。また8月齢を過ぎるころから腺内導管周囲にリンパ球の集族が認められるようになった。現在10月齢の解析を進めているが、これまでのところ腺房の破壊はそれ程進行しておらず、今後病変の進行伴ってADC値がどのように推移していくか解析を続ける予定である。
一方、顎下腺に比べると舌下腺では、病変の進行が遅く、ADC値の変化も顎下腺ほど著しくはない。舌下腺についても今後さらに解析を続けていく予定である。
次年度以降、IQIマウスの解析に併せて、FEN1トランスジェニックマウスでも同様の解析を行うことを予定している。

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Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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