2010 Fiscal Year Annual Research Report
ユビキタスネットワークを活用した歯科補綴学の新しい診療参加型臨床教育
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20592260
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| Research Institution | Niigata University |
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Principal Investigator |
野村 修一 新潟大学, 医歯学系, 教授 (40018859)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡田 直人 新潟大学, 医歯学系, 助教 (00323981)
甲斐 朝子 新潟大学, 医歯学総合病院, 医員 (50515723)
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| Keywords | 歯学 / 臨床教育 / ネットワーク / 情報システ |
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| Research Abstract |
本研究は「いつでも」「どこでも」必要な情報を現場で得られるユビキタスネットワークを活用して、歯科補綴学の診療参加型臨床教育に新しい実習システムを構築することを目的としている。まず、電子タグを活用した、診療の現場で必要な情報が得られる新しい臨床教育システムを構築した。
平成22年度は、これまでに開発した基本情報設定機能、臨床実習に使用する器具、材料、資材の登録/管理機能、各症例の処置ごとに使用したアイテムの登録/管理機能、各症例の処置ごとの学生コメントと指導医コメントの記述/閲覧機能を持つアプリケーションソフトの改良を行い、治療単位ごとのアイテム記録を相互に関連させ、より詳細で広範囲の情報が現場で得られるようになった。並行して、代表的な歯冠修復、有床義歯、顎機能障害に関する補綴治療行為の教材情報のコード化を継続して、診療室でユビキタスネットワークが稼動するシステム環境を整備した。また、臨床実習生や臨床研修医が治療後に疑問点や感想などの情報をデータベース(DB)に自動追記登録する携帯端末として、iPod touchの応用を検討した。現在のシステムではDBの情報参照はDB端末上で行うが、システムを拡張すればLAN上に接続されたPC端末からも行うことができる。
上記の研究成果を以下の学会で発表した。
1.88^<th> General Session & Exhibition of the IADR 「#4167 Educational support system in chnical training using the Ubiquitous computing」平成22年7月17日バルセロナ(スペイン)
2.日本歯科医学教育学会「ユビキタスネットワークを活用した診療参加型臨床教育支援システムの開発」平成22年7月23,24日盛岡市
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