2010 Fiscal Year Self-evaluation Report
Adhesion of metal and resin using laser beam
Project/Area Number |
20592286
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Prosthetic dentistry
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
KIKUCHI Hisaji Nihon University, 歯学部, 講師 (40120422)
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Project Period (FY) |
2008 – 2011
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Keywords | レーザー / 接着 / 歯科 |
Research Abstract |
歯科補綴物を作製するためのフレーム材料は,機械的強度の観点から金属材料が選択される.しかし,金属材料は,金属色であり患者の審美的な要求を満たすことができない.したがって,審美的要求からレジン系材料やセラミックス系材料が使用される.そこで,機械的性質と審美的な要求を満たすため,金属材料とレジン系材料やセラミックス系材料との強固な接着が望まれる. 硬質レジン前装冠では,金属フレームとレジンとの接着にリテンションビーズによる機械的嵌合力とプライマー等の塗布による化学的結合が利用されている. 一方,工業界では,金属とプラスチックの接合には,Nd:YAGレーザーを用いて非貴金属のSUSとPETなどが接合できることが報告されている.しかし,歯科材料についてのレーザー光による接着については不明である. 本研究は,金属とレジンとの接着方法として従来の方法ではなく,新しい発想としてレーザー光によって金属とレジンとを接着することを企図した.
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