2008 Fiscal Year Annual Research Report
顔面部癌性および神経因性疼痛における脊髄路核知覚神経の再建機構の解明
Project/Area Number |
20592377
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Research Institution | Kyushu Dental College |
Principal Investigator |
仲西 修 Kyushu Dental College, 歯学部, 教授 (50137345)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
原野 望 九州歯科大学, 歯学部, 助教 (50423976)
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Keywords | 癌性疼痛 / 神経因性疼痛 / グリア / 細胞再生 |
Research Abstract |
平成20年度は、顔面頬部に癌細胞(Walker256B carcinocarcinoma;2x10^6)を注入した癌性疼痛モデルラットを作成し、癌性疼痛の炎症性疼痛との差異を明らかにした。すなわち癌性疼痛および炎症性疼痛ラットの疼痛行動を観察し、それぞれの疼痛の差異と消炎剤の有効性を検討した。また、癌性疼痛ラットの脊髄路核尾側亜核を摘出、凍結切片を作成し、これらの組織切片に対するc-fos遺伝子発現をin situ hybridization法にて検討した。また、異なる組織切片でDNA断片化に対するTUNEL染色とFas、Fas-ligandに対する免疫染色を施して検討するとともに、programmed cell deathがラジカル、サイトカインとどのような相互関係を有するかを検討するために、interleukin-1receptor阻害薬、TNF-α阻害薬を経静脈的に投与して遺伝子発現と細胞死を観察する。 (4)PCRデータの処理に画像解析装置を用い、,能率良くまた高次解析をおこなう。
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Research Products
(4 results)