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2008 Fiscal Year Annual Research Report

定年退職後看護職者の人材活用システムの考案

Research Project

Project/Area Number 20592511
Research InstitutionDokkyo Medical University

Principal Investigator

豊嶋 三枝子  Dokkyo Medical University, 看護学部, 教授 (70306215)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 小口 多美子  獨協医科大学, 看護学部, 講師 (10364647)
須佐 公子  獨協医科大学, 看護学部, 講師 (90383116)
Keywords看護職 / 定年退職 / 人材活用 / 雇用状況
Research Abstract

20年度は、最終目的である「定年退職後看護職者の人材活用システムの考案」のための基礎的資料を得るために、調査1と調査2を実施した。調査1は、看護職者に対する定年退職後の就業意向調査である。平成20年11月〜12月にかけて、全都道府県の病院の50歳以降の看護職者3000名を対象に、郵送による質問紙調査を行った。その結果,1017名から回答が得られ、現在分析中である。分析は5月までに終了し、学会発表のための抄録作成を行う予定である。調査2は、定年退職後の看護職者の雇用状況調査である。平成20年11月〜12月にかけて病院と訪問看護ステーション、老人介護保健施設、特別養護老人ホームに対する「定年退職後看護職者の雇用状況調査」を実施した。全国の150病院と、訪問看護ステーション300ヶ所、老人介護保健施設300施設、特別養護老人ホーム300施設の看護部長または看護職者の人事に関わる責任者を対象に、郵送法による質問紙調査を行い、病院からは40.7%の有効回答があり、分析の結果、定年退職後看護職者を雇用している病院は57.4%と半数以上であり、雇用している定年退職後看護職者は、継続雇用が多く、年齢は61〜65歳が多かった。また、雇用条件は非正規雇用が多く、配置場所は外来や慢性期病棟などの比較的軽い労働場所が多かった。雇用していない病院も将来的に雇用意思がある病院が多かった。訪問看護ステーションからは約40%の有効回答が得られた。分析の結果、訪問看護ステーションにおいては、定年退職後看護職者を雇用している施設は12.5%と少なかった。また非正規雇用が多く、雇用人数も各施設1名と少なかった。しかし、将来的には雇用意思がある施設は61.9%と高く、訪問看護ステーションにおいても定年退職後看護職者の人材活用の必要性が示唆されている。分析を終了した病院における雇用状況調査結果と訪問看護ステーションにおける雇用状況調査結果は、学会発表用抄録を作成し、「平成21年度日本看護学会-看護総合-」に演題投稿中である。老人介護保健施設と特別養護老人ホームの雇用状況調査結果については、現在分析中であり今年度の他学会に演題投稿予定である。平成21年度は引き続き調査3と調査4を実施する予定である。

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Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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