2009 Fiscal Year Annual Research Report
訪問看護師対象の「在宅ターミナルケア」に関する教育プログラム開発
Project/Area Number |
20592654
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Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
小松 妙子 Gifu University, 医学部, 准教授 (20326078)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
滝内 隆子 岐阜大学, 医学部, 教授 (10289762)
前田 修子 金沢医科大学, 看護学部, 講師 (70336600)
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Keywords | 訪問看護 / ターミナルケア / 看取り / 教育プログラム / 在宅ケア |
Research Abstract |
訪問看護師向け「在宅ターミナルケアに関する教育プログラム」開発を目指し、対象者のレディネスを把握する目的で、全国のターミナルケア実践経験がある訪問看護師512名を対象に、自己記入式質問紙調査を実施した。調査内容は,基礎的知識・技術19項目、時期別に必要な知識・技術47項目計66項目の修得状況、及び学習の現状と要望,希望する学習内容どした. 結果,300名より有効回答が得られた.知識・技術の修得状況は,6点満点で【基礎的知識(9項目)】は4.2点,【基礎的技術(10項目)】は4.8点と5点に達していなかった.時期別では,【悪化期(35項目)】5.0点,【臨死期(8項目)】5.2点,【死別期(4項目)】5.1点であった.属性との関連では,看護職通算経験年数及び訪問看護経験年数の長い者,ターミナルケアの実施人数の多い者の修得度が高かった. これまで在宅ターミナルケアに関する学習機会「有り」は89%,今後の学習機会の要望「有り」が92.0%であった.希望する学習内容で多かったものは,「疼痛管理」8件,「エンゼルケア」7件であった。 修得度が低かった項目や属性により差がみられた知識・技術,希望する学習内容に注目し、教育プログラムを開発していく予定である.
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Research Products
(2 results)