2008 Fiscal Year Annual Research Report
ターミナル期の在宅療養者と家族が納得できる最期を支える訪問看護援助モデルの開発
Project/Area Number |
20592682
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Research Institution | Kochi Women's University |
Principal Investigator |
川上 理子 Kochi Women's University, 看護学部, 准教授 (60305810)
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Keywords | 訪問看護 / 在宅療養者 / 家族ケア / ターミナル期 |
Research Abstract |
研究目標1・2を達成するための計画として、訪問看護経験5年以上で、ターミナル期の在宅療養者と家族を援助している看護師7名を対象にA県の訪問看護ステーション所長を通して紹介してもらい、研究に参加の意思のある対象者に、半構成インタビューガイドによる面接調査を行った。分析方法(:1)面接内容の逐語録を全体の意味を理解するまで繰り返し詳細に読み、研究目標に応じて、訪問看護師の死についての捉え、支援の内容、支援する上での促進要因・阻害要因の内容を一つの意味を含むまとまりごとに抽出する。2)抽出した文章の意味を変えずに簡潔にコード化する。3)コード化した内容の中から類似するコードを集め抽象化を繰り返し、カテゴリー化していく。4)データ分析に際しては、がん看護学における研究のエキスパートである大学教員を中心に、在宅看護学・家族看護学の研究者である大学教員にそれぞれスーパーバイズを受け、分析の真実性の確保に努める。)によって分析を継続しながら、あと数例のインタビューを実施予定である。
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