2010 Fiscal Year Annual Research Report
大学評価の現場の知見を反映した科学計量学的研究評価手法の開発
Project/Area Number |
20600003
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Research Institution | Yamagata University |
Principal Investigator |
山下 泰弘 山形大学, 評価分析室, 准教授 (40313431)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
調 麻佐志 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (00273061)
林 隆之 大学評価・学位授与機構, 評価研究部, 准教授 (30342629)
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Keywords | 科学計量学 / 大学評価 / データベース |
Research Abstract |
平成22年度は、以下の作業を実施し,成果を学会・国際会議等で発表するとともに、報告書をとりまとめた。 ・データベースの更新:本年度は研究者経歴データベースの更新を行い、精緻化するとともにカバーする範囲を広げた。当該DBに基づく成果は平成22年8月の国際会議(4S)で発表した他、平成23年7月の国際会議(ISSI)でも発表予定である。 ・特許データベースの分析:米国特許への出願状況および米国特許に引用された学術論文を分析し,イノベーションに何らかの意味で貢献する機関や学術的な成果を同定するための指標の開発を行った。上記国際会議(4S)において本課題に係る成果発表を行った他、本年8月の同学会においても発表予定である。 ・既存の指標に関する理論的な検討:学術論文に基づく指標について,クロス分析および時系列的な変化の解析,規模による影響の分析等を行い,指標の妥当性や信頼できる活用法等に関し、理論的検討を行い、その成果をWSで発表し、評価専門家の議論に供した。 ・我が国の大学評価の特性の解析:我が国の国立大学法人評価について、その方法の適切性や、評価に対する大学・評価者の考え方について特徴の分析を進めた。また、海外の大学評価の事例と比較しながら,我が国の評価のあり方について検討を行った。本分析に基づき学会発表を行った。 ・試行的評価:国内大学について、研究の重点化についての分析、主要国の大学との比較に基づく試行的な評価を実施し、その成果を学会及び論文において発表した。
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