2011 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20604006
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Research Institution | Aichi Gakuin University |
Principal Investigator |
梅川 正美 愛知学院大学, 法学部, 教授 (30135280)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
倉持 孝司 南山大学, 大学院・法務研究科, 教授 (00153370)
渡名喜 庸安 琉球大学, 大学院・法務研究科, 教授 (50125788)
太田 正登 金城学院大学, 現代文化学部, 教授 (70233145)
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Keywords | テロリズム / 治安 / 安全 / 民主主義 / 軍隊 / 警察 / ムスリム / 多文化 |
Research Abstract |
本年度の研究は、年度初めに提出した「研究実施計画」に基づいて下記のように実施した。 1(研究会)昨年末から、研究チームを科研のチームである4人から12人に拡大した。国としては英・米・独・仏・伊・中・韓・EUさらに国際法・法哲学の分野の専門家を入れた。この12人で、平成23年度第1回研究会を平成23年9月13日に愛知学院大学で行った。第2回研究会は、上の同じチームで平成24年3月17日に愛知学院大学で行った。ほとんどのメンバーが参加して各国での国家秩序構築について報告し議論した。特に重要な論点は、まず現代の世界構造の認識が主要国で一致しており「不確かな時代」としており、国外の防衛と国内の治安が融合してきていることであった。 2(イギリスの研究者との連携)研究分担者の一人である倉持孝司教授がイギリスに渡り、かねてよりの協力者であるウォリック大学マッケルダウニー教授と、研究内容について議論した。教授からも強い関心が示され、平成24年の9月までに教授の研究論文をイギリスから研究代表者である梅川宛に送付してもらうことになった。 3(研究論文の発表)愛知学院大学国際研究センターの紀要Journal of the Centre for International Studiesで研究代表者の梅川と分担者の倉持と渡名喜は下記の業績表にある論文を発表した。 4(研究書の出版)上記の国際比較のチームで「テロ時代の安全保障の国際比較」に関する研究書を法律文化社より平成25年に出版する手はずを整えた。平成25年度の出版助成に申請する。上記の拡大されたメンバーで平成24年の5月、6月、7月、8月と研究会を重ねて、9月末までに原稿を執筆する計画である。さらに上のマッケルダウニー教授の原稿もあわせて来年に出版する。
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Research Products
(6 results)