2008 Fiscal Year Annual Research Report
若者の対話力を向上させる工学系交流教育プログラムの開発に関する調査研究
Project/Area Number |
20650135
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Research Institution | Kanazawa Institute of Technology |
Principal Investigator |
古川 哲郎 Kanazawa Institute of Technology, 基礎教育部, 講師 (40343644)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山川 武人 金沢工業大学, 基礎教育部, 教授 (30387344)
竹俣 一也 金沢工業大学, 基礎教育部, 准教授 (50167491)
南出 章幸 金沢工業高等専門学校, 電気情報工学科, 准教授 (20259849)
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Keywords | ものづくり / 工学教育 / ロボット |
Research Abstract |
本研究は、地域に住む高齢者の経験力および対話力を生かして、地域コミュニティーを活性化し地域の教育力を向上させるための教育支援システムの構築を目的とする。ここでは、高齢者から児童生徒への知識や経験の伝授を円滑に実施するコミュニティーおよびそれを支援するシステム構築の可能性について調査する。 平成20年度は以下の通り実施した。 (1) Web活用型教育を実施するための協力校(協力機関)における現状調査の実施 ・協力機関である石川県星の観察館満天星を訪問し、ネットワーク環境の調査を実施した。 また、地域の科学館的存在の施設における交流プログラムについて検討する。 ・協力機関であるシンガポール日本人会を訪問し、ネットワーク環境の調査を実施した. また、海外で暮らす日本人児童・生徒を含めた交流プログラムについて検討した。 ・Singapore Polytechnicを訪問し、ロボットを用いた教育プログラムについて調査した。 (2) Web活用型教育システムの設計と基盤部の試作 ・Web活用型教育システム内で制御できるロボットシステムの市場調査および試作システムの基盤部を構築した。ロボットシステムとしてレゴ・マインドストームを採用するが、ロボットに搭載するカメラに関しては重量や通信機能を考慮したオリジナル部品の開発が必要となった。 ・ロボット操作に競技性を見いだすための既存技術を調査し、上記で製作するシステムとの融合性を検討した。
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