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2009 Fiscal Year Annual Research Report

バナールな事柄に着目したコミュニティのエートス変容に関する研究

Research Project

Project/Area Number 20652003
Research InstitutionMusashi Institute of Technology

Principal Investigator

山本 史華  Musashi Institute of Technology, 知識工学部, 准教授 (20396451)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 井上 健  東京都市大学, 知識工学部, 准教授 (40259726)
千田 茂博  東京都市大学, 知識工学部, 准教授 (00187874)
岡山 理香  東京都市大学, 知識工学部, 准教授 (50298006)
Keywordsエートス / 倫理 / バナール / コミュニティ / 調査研究 / 地域運営学校 / 景観
Research Abstract

山本は、現代のコミユニティを覆う負のエートスとして、「倫理的なイラ立ち」を問題に取り上け、学会発表(第59回東北哲学会)を行った。現代の日本人は、なぜ相異なる価値観/倫理観に対して寛容でなくなったのか、どうして簡単にイラ立ちが暴走するのかを分析し、それをもとに、ローカル・コミュニティにフロネーシスを根づかせることがイラ立ちの処方にたることを主張した。
井上は、昨年度のプレ・テストで有用性が確認できた質問項目をベースに、改良を加えた調査票をもちいて東京都S区の4小学校で「子どもと地域(まち)の関わり」を探るための質問紙調査を行った(調査対象:小学5年生、実施時期:11月から12月、主な調査項目:地域(まち)での体験、近所の大人との関係、地域(まさ)に対するイメージなど)。さらに、「子どもの地域(まち)の関わり」には「保護者の地域での活動や地域観」が大きな影響を与えていると考えられるので、保護者調査実施した(調査対象:小学5年生の保護者、実施時期:1月から2月、主な調査項目:近所のづきあい、町会活動、地域への愛着、価値観など)。回収したデータは、現在、集計・分析中である。
岡山は、コミユニティと景観の関係性について考究すべく、昨年度から引き続き都市の景観を構成する要素として、特に重要だと考えられる3つの項目(1)パス(2)ディストリクト(3)ランドマークについて実地調査をした。今年度は、特に(1)パスに重点存おいた。具体的には、東京都:渋谷川と暗渠となった地域周辺、東京都:日本橋川と日本橋周辺、京都府:堀川と東堀川通り周辺。以上の調査結果として、、パスの計画的変更によって形成された景観が、コミュニテイが作り出していった生活景を凌駕したさいに、そのコミュニティのエートスに変化が顕れたことが判明した。
本研究に関わる四人がベースとなって、リテラシー変容の契機となるテキストを編纂した。平成22年度中に刑行の予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2009

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 倫理的なイラ立ちについて2009

    • Author(s)
      山本史華
    • Organizer
      東北哲学会
    • Place of Presentation
      新潟大学
    • Year and Date
      2009-10-25

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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