2008 Fiscal Year Annual Research Report
工学論文の英文アブストラクト作成のための効果的なツールの開発に関する研究
Project/Area Number |
20652046
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Research Institution | Tokuyama College of Technology |
Principal Investigator |
国重 徹 Tokuyama College of Technology, 一般科目, 教授 (50225174)
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Keywords | アブストラクト / 工学論文 / 時制 / 態 / 自動詞 / 他動詞 / 構成要素 / 開発型の研究 |
Research Abstract |
まず、アブストラクト作成のためのツールを用いないで書かれた数多くのアブストラクトを分析し、どのような点に英語の誤りがあるのかを分析した。その分析に基づいて、工学論文の英文アブストラクト作成のための効果的なツールである、アブストラクトプロデューサのバージョン1を作成した。 次に、アブストラクトプロデューサバージョン1を用いてアブストラクトを実際に作成してもらい、作成されたアブストラクトを分析し、ツールを用いないで書かれたものと用いたものとを比較して、どの部分が改善されたか、またどの部分が相変わらず改善されていなかったかなどを明らかにした。また、アブストラクトプロデューサバージョン1の使い勝手はどうであったかなどについて、実際に使用した学生に対する聞き取り調査を行い、アブストラクトプロデューサの改善点を抽出した。 次に、抽出した改善点に基づいて、アブストラクトプロデューサバージョン2を作成した。アブストラクトプロデューサバージョン2を用いて、アブストラクトを実際に作成してもらい、作成されたアブストラクトとアブストラクトプロデューサバージョン1を用いて書かれたアブストラクトを比較して、どの部分が改善されたか、またどの部分が相変わらず改善されていなかったかなどを明らかにした。 アブストラクトプロデューサバージョン1は全て英語で作られていた点が、使用者にとって最大の使いづらい点であったため、アブストラクトプロデューサバージョン2は、日本語版にした。また、アブストラクトプロデューサバージョン1を用いても改善されなかった時制や態の誤りはアブストラクトプロデューサバージョン2の使用により、劇的に減少した。
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