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2008 Fiscal Year Annual Research Report

投票力指数からみた国連安保理改革

Research Project

Project/Area Number 20653008
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

竹内 俊隆  Osaka University, 大学院・国際公共政策研究科, 教授 (60206951)

Keywords国連安全保障理事会 / 投票力 / ボルジャー指数 / 安保理改革 / G-4案 / コンセンサス連合案 / 投票ゲーム / 準常任理事国
Research Abstract

投票力指数の中でも、ボルジャー指数に関しては、計算方法などを確定した。その他のバンザス指数などについては、来年度にできればしたいと思っている。
この算定方法に基づいて、現状の安保理理事会における常任理事国および非常任理事国の投票力を算定した。そして、わが国の安保理非常任理事国当選回数から、わが国のアジア地域における当選確率を算定し、もってわが国の現状の投票力を算出した。
同様な方法で、安保理改革の有力5案について、さまざまな場合を想定しながら、常任理事国およびわが国などの予想投票力を算出し、比較考察した。結果として、安保理の拡大自体がわが国の投票力の向上に資するとの試算ができた。これは、本年3月末に、書籍の1章として刊行される予定である(下記の研究発表の欄を参照されたい)。
専門家を招いての講演会としては、川端安保理政務官を6月にお招きし、安保理全般と改革について講演していただいた。同氏には、引き続き専門的知識の提供をいただいている。
3月初旬に、国連NY本部で安保理に関して、同氏に聞き取り調査をし、あわせてわが国国連代表部である一等書記官から、わが国の今後の対応その他について聞き取り調査及び意見交換を行った。まずは各国間交渉の場(フォーラム)の確保をし、そこで意見の集約を得たいとの考えのようで、わが国の戦略自体が固まっているようではなかった。

  • Research Products

    (1 results)

All 2009

All Book (1 results)

  • [Book] 吉田、井堀、瀬島(編著)『地球秩序のシミュレーション分析』第1 4章担当2009

    • Author(s)
      竹内俊隆
    • Publisher
      日本評論社(3月末刊行予定)

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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