2008 Fiscal Year Annual Research Report
土壌攪乱を最小化した細根生産量の新たな評価方法の確立
Project/Area Number |
20658038
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Research Institution | Forestry and Forest Products Research Institute |
Principal Investigator |
平野 恭弘 Forestry and Forest Products Research Institute, 関西支所, 主任研究員 (60353827)
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Keywords | 細根 / 土壌撹乱 / 細根生産量 / ルートメッシュ法 / イングロース法 / 根寿命 / 樹木根 / スギ |
Research Abstract |
新たな細根生産量を評価する方法としてルートメッシュ法に取り組んだ。 本年度はメッシュの土壌への設置方法を検討した結果、2種類のステンレスガイドを用意し、一つは土壌垂直面の穴あけに、もう一つはメッシュを設置する際にガイドとして用いると簡単にメッシュが土壌に垂直方向に、また土壌撹乱を最小にして素早く設置できることが明らかとなった。 茨城、滋賀、京都、兵庫、福岡のスギ8林分を選定し、それらに10m×10mの方形区を設置した。上記のメッシュ及びイングロース(根なし土壌コア)を埋設し、細根生産量調査を開始した。
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